楠神順平と田代有三。かつてセレッソ大阪でともにプレーした2人は今、オーストラリアの地で奮闘している。それぞれ違った道を歩んではいるが、ともに現地で高い評価を獲得した2人は異国の地で何を思いサッカーに打ち込んでいるのだろうか。(取材・文:植松久隆【シドニー】)
これまで日本代表をけん引してきた選手たちが所属クラブで出場機会を失い、踊り場にあるように思える日本サッカー。日本は欧州トップレベルから取り残されてしまうのか。海外組の現在地を探りながら考えたい。今回取り上げるのは、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに加入してから半年が経った楠神順平。チームが低迷する中、初めての海外挑戦となる日本人アタッカーは周囲から信頼を確固たるものにしている。ACLも開幕、リーグ戦と併行の厳しい日程の中で挑戦を続ける楠神を現地で直撃した。(取材・文:植松久隆【ブリスベン】)
Jリーグのシーズン途中でオーストラリアへの移籍を決断した楠神順平。海を渡ってウェスタンシドニー・ワンダラーズに合流してから早3ヶ月、そこにはすでに周りの信頼を勝ち取りつつある頼もしい姿があった。ついにAリーグ開幕戦に臨んだ日本人アタッカーの今に迫る。(取材・文:舩木渉【シドニー】)
過去5年間で3人の日本人プレーヤーが所属をしてきたAリーグの強豪ウエスタンシドニー・ワンダラーズ(WSW)に4人目の日本人プレーヤーが加入した。サガン鳥栖に所属していた楠神順平である。この移籍の決断には日本でもプレーした経験を持つWSWのポポヴィッチ監督の"日本びいき"と"レジェンド"小野伸二の後押しがあった。(取材・文:植松久隆【ブリスベン】)