「ホタルのゴールはラッキー」。元J戦士も豪州勝利を望む
ウェスタンシドニー・ワンダラーズのミッチ・ニコルスは、セレッソ大阪在籍経験があり、最近も日本代表の試合をチェックしているという。イラク戦も見たようで、「ホタル(山口蛍)のゴールはラッキーだったね(笑)」と元チームメイトの活躍に笑顔を見せた。
11日の日本戦はC大阪時代からの仲で、今季から再びチームメイトになった楠神順平の自宅で「一緒に夕食を摂りながら見る予定」と教えてくれた。2人は遠征でも同じ部屋をシェアし、良い関係を築いている。
ニコルスにとって、オーストラリア代表として最後に出場したのが2014年11月の日本戦だった。この試合も合わせて、過去に2度同カードでプレーしている。そして「たくさんの選手が海外でプレーしているし、素晴らしいチーム」と賛辞を送った。
だが、やはり「オーストラリアが勝つ」と結果を予想する。ここ2年ほど代表から遠ざかっているものの、アンジ・ポステコグルー監督のチーム作りには好印象を抱いているという。
「今回はホームゲームだ。これまでオーストラリアと日本は様々な大会でライバル関係にあった。だからホームではオーストラリアが勝つと信じている」
ウィルキンソンと同じく、ニコルスもホームアドバンテージの大きさを指摘した。自国民の声援を背にプレーできる誇りと喜びがオーストラリアの選手たちのエネルギーをいつも以上に引き出すということだろうか。
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