フランスメディアが見た日本。本田を「宝石」と絶賛もチームへの言及少なく。話題の中心はドログバ

2014年06月16日(Mon)11時47分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images
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インパクト強かったドログバ。日本は印象薄く

 コートジボワール代表は、プレーメーカーのヤヤ・トゥーレがカタールでの療養を経て代表合流が遅れ、ドログバも練習中にコンディションを崩すといった、主力が万全な状態ではなかった。

 それを受けて、RFI(ラジオフランスインターナショナル)も「ヤヤ・トゥーレの効力は薄く、コートジボワールは最悪の結果になりそうだった」と、ドログバ投入までの1時間がアフリカ勢にとって苦しい展開であった様子を描写した。

 アフリカメディアでも、「Jeune Afrique(ジョーヌ・アフリカ)」の電子版では、『本田の得点のあとも、内田がチャンスをつくり、コートジボワールは苦戦。その後は徐々にチャンスも作ったが、日本勢のよくオーガナイズされた守備にあい、ボカのロングシュートも、ジェルビーニョやカルーのペネトレーションも、彼らのシステムを揺るがすことはできなかった』と日本が優勢に試合を運んでいたと記している。

 しかし、最終的にはどのメディアもここに収束する。

『ドログバの投入によりチーム全体が一気に奮起した』

 ドログバ自身は、スタメンでなかったことについて、試合後「残念だった」と語っているが、直接得点に絡んでいないとはいえ、投入4分後に2連続得点で逆転勝利というシナリオを引き出した。この途中出場がむしろ、キング・ドログバの凄さを見せつけるための演出になった感じさえしてしまう。

 一方の日本側は、試合直後の速報とはいえ、本田のゴール、内田の惜しいシュート、82分にドログバのFKを止めたGK川島以外、他の選手の描写は出てこない。香川や大迫、岡崎の名前もどこにも見当たらない。それだけインパクトが薄かった、ということだろう。

 途中出場の大エースにさらわれた「ドログバ・ショー」となった両者の対戦。この出発点が、この後両軍を、どのような運命に導くことになるのだろうか。

【了】

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