日本代表・惨敗の内実【その1】賞味期限切れだったチーム。コンディション調整重視で連携は強化されず

2014年07月19日(Sat)13時19分配信

text by 中山佑輔 photo Getty Images
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コンディション調整が中心で連携強化ができなかった

飯尾 僕が敗因として挙げておきたいのは、このチームは発足当初から、本田、香川、長谷部、遠藤のチームで、この4人の調子が揃いもそろって本番で良くなかったということです。ザッケローニも、回復を待つしかない、みたいな状況だった。

河治 コンディションは、最終的に良くなっていたと思います。ただ、怪我やコンディションの回復に時間をかけてしまったことで、結局万全の状態の中で3週間~1ヶ月のキャンプをやっていない。

飯尾 だから例えば香川と本田の二人に関しては、コンディションを上げる為に試合で使い続けるということをやった。逆に長谷部は、怪我が再発したこともあってテストマッチで2試合ベンチからも外して休ませて、初戦に辛うじて間に合わせた。それでも遠藤とチェンジせざるを得なかった。

河治 コンディション調整に準備を使ったということは、要するに連携強化とかそういう部分に時間を使えなかったこととイコールだと思います。

飯尾 ダブルエースと、不動のボランチ2枚が、ザッケローニが最も信頼を置いていた頃の状態からずれたままになってしまった。こうなってしまうと、監督も手の施しようがなかったのかな、と感じる。

清水 遠藤については、途中で入れるならありだけど、守備がとにかくダメだった。どちらかと言えば、僕は被カウンターよりもサイドからクロスを入れられてバイタルを使われるケースの方が多いと思っています。

実際、これで失点するケースがすごく多い。その時にカバーしなきゃいけない位置には大体遠藤がいて、カバーができてないんですよね。ネイマールのボレーもそうだけど、守備の時にスペースを空けすぎている。コンフェデの時点で失格だったと思います。

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