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奥寺康彦、中田英寿…そして岡崎慎司。ヨーロッパ各国リーグ制覇を経験した日本人選手【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

岡崎慎司

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レスターの岡崎慎司【写真:Getty Images】

【所属クラブ】
レスター

【シーズン】
2015/2016シーズン

【基本スタメン】
GK:シュマイケル
DF:シンプソン、モーガン、フート、フクス
MF:マハレズ、ドリンクウォーター、カンテ、オルブライトン(シュラップ)
FW:ヴァーディー、岡崎

【個人成績】
リーグ戦28試合出場5得点(5/9現在)

 今季レスターに加入した岡崎は、優勝を支えた「影のMVP」とまで言われている。出場27試合で5得点と、FWとしてゴールの少なさに目が行きがちになるが、攻守にわたってチームのために走り回り体を張って味方を生かすプレーへの評価が極めて高い。

 第35節スウォンジー戦では72分に交代するまで驚異のスプリント86回を記録するなど、目の肥えたプレミアリーグファンをうならせるパフォーマンスで優勝に貢献した。最終戦でも先発して途中でベンチに下がれば、「1シーズン26回の途中交代」というリーグ記録に並ぶ。一見不名誉に見えるが、岡崎がパワーを出し惜しみせず、一つ一つのプレーに全力を注いできた証拠と言えるだろう。

【了】

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