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Jリーグ 6年前

2017年の日本サッカー界を月別に振り返る。中村俊輔の移籍で始まった1年【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4月:2つのダービーが復活

山村和也
C大阪で存在感を発揮していた山村和也(右)【写真:Getty Images】

・J1で大阪ダービーと静岡ダービーが復活
・C大阪の山村和也がトップ下で躍動

 今季の明治安田生命J1リーグではダービーが2つ復活し、4月に第一戦が行われた。ひとつはガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーで、3年ぶりに実現。藤春廣輝の得点でガンバが先制すると、セレッソも負けじと杉本健勇が2点を叩き込み逆転に成功する。それでも後半アディショナルタイムに倉田秋がネットを揺らし、勝ち点1を分け合った。

 また、静岡ダービーは4年ぶりに復活。ジュビロ磐田は中村俊輔のキックから2点をリードすると、後半早々には川辺駿が3人目の動きから決定的なゴールを奪った。清水はチョン・テセが意地のオーバーヘッドで1点を返すも、3-1で磐田が勝利した

 セレッソ大阪の山村和也が新たなポジションで存在感を見せ始めたのもこの時期から。守備的なエリアを本職としていた同選手は、ユン・ジョンファン監督からトップ下へコンバートされると攻撃センスが開花。高さ、強さ、巧さを前面に押し出し、チームに貢献した。

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