英国人が見たW杯メンバー発表「決勝T厳しい」「ハリルの3年無駄に」「本田が『10番』」

日本サッカー協会は31日、ロシアワールドカップに出場する日本代表メンバー23人を発表した。西野朗監督による選考は英国人ジャーナリストにはどのように映ったのだろうか。日本サッカーを10年近く取材し、31日の記者会見にも出席していたショーン・キャロル氏に話をうかがった。

2018年06月01日(Fri)11時11分配信

text by 編集部 photo Getty Images
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「前回大会とほぼ同じ。ザックジャパンみたい」

西野朗
西野朗監督がロシアワールドカップに出場する日本代表メンバー23人を選んだ【写真:Getty Images】

ーーロシアワールドカップに出場する23人が発表されました。率直な感想を聞かせてください。

「ワールドカップ直前の記者会見だったけど、変な雰囲気だった。今、僕は原口元気に話しを聞いてきたけど、『ちょっと暗い』と言っていた。『このメンバーしかいない』という雰囲気でちょっと面白かった。僕はそうは思わないけど、メンバーは予想通りだった。(ヴァイッド・)ハリルホジッチ監督がクビにされた時に、このようなメンバーになりそうなのはわかっていた。経験のある香川(真司)、本田(圭佑)、岡崎(慎司)が帰ってくる。一番びっくりしたのは久保(裕也)の落選だね」

ーーガーナ戦に招集された26人から外れたのは、チームの中で最も若い3人でした。

「久保や堂安(律)、中島(翔哉)、浅野(拓磨)、井手口(陽介)、三竿(健斗)のような若い選手たちがいないのは本当に残念。ハリルホジッチ監督は3年間、若い選手を使いたがって、彼はそのことを記者会見で何度も言っていた。最も決定的だった試合、オーストラリア戦は本田、香川、岡崎が出なかった。ハリルホジッチ監督は『新しい日本を作っているよ』『新しい日本でも勝てるよ』と伝えたかったんだと思うけど、結局解任されてしまった。そして今回のチームの中でベストなイレブンは前回大会とほぼ同じ。ザックジャパンみたいだなと思った。

ハリルホジッチ監督は全てがパーフェクトだったわけではないけれど、ワールドカップはその大会だけでなく、4年間のサイクルの成果が重要になる。ハリルホジッチ監督の3年間の仕事を無駄にしてしまった。本来はハリルホジッチ監督とともに3年間かけて作ってきたチームの集大成になるはずだったけど、今回発表されたメンバーは違う。経験だけでなく、発展も大事。三竿のような選手は試合に出るかはわからないけど、ワールドカップの雰囲気に慣れて4年後に生かすために選ぶべきだった。

勝たなければいけない状況で起用するため、堂安や久保を入れても良かった。中島も親善試合でゴールを決めた。このメンバーを見ると、もしゴールが必要な時に誰を投入するかが難しい。あまり目立っている選手がいない」

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