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浦和、天皇杯優勝で来季ACL出場権獲得。川崎F、広島、鹿島とともにアジアへ

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
天皇杯で優勝した浦和レッズ【写真:Getty Images】

 天皇杯決勝が9日に行われ、浦和レッズがベガルタ仙台を1-0で下して12年ぶりの優勝を飾った。これにより浦和は来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージからの出場権も獲得している。

 今季J1の順位により、優勝した川崎フロンターレはACLのグループステージから、2位のサンフレッチェ広島と3位の鹿島アントラーズはプレーオフからの出場権を獲得していた。浦和を加えて来季ACLに出場する日本勢の4チームが確定した。

 浦和は昨季のACLで9年ぶりのアジア制覇を成し遂げたが、J1のシーズンを7位で終えたことで今季ACLの出場を逃していた。今季もJ1でも5位となり、出場権を得ることはできていなかったが、天皇杯王者として2年ぶりのACL出場権を手に入れた。

 来季ACLグループステージの組み合わせはすでに決定されている。川崎FはシドニーFC(オーストラリア)、上海上港(中国)およびプレーオフを勝ち抜いたもう1チームと対戦。浦和は北京国安(中国)、全北現代(韓国)、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦する。

 プレーオフでは、広島と対戦する可能性があるのはタイのチェンライ・ユナイテッドなど、鹿島と対戦する可能性があるのはオーストラリアのニューカッスル・ジェッツなど。ホームで行われる一発勝負のプレーオフに勝利すればグループステージへ進むことができる。

 広島が本戦へ進んだ場合、対戦するチームは広州恒大(中国)、大邸FC(韓国)、そして本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリー。鹿島が本戦へ進んだ場合は慶南FC(韓国)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)およびプレーオフを勝ち抜いたもう1チームと対戦する。

【了】

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