2012年(平成24年)
サンフレッチェ広島が森保一監督就任初年度にJ1制覇【写真:Getty Images】
J2からJ1へはFC東京、サガン鳥栖、コンサドーレ札幌の3クラブが昇格。J1からJ2へはヴァンフォーレ甲府、アビスパ福岡、モンテディオ山形の3クラブが降格した。またJFLからFC町田ゼルビアと松本山雅FCが昇格し、J2は現在と同じ22クラブ構成となった。
J1参加クラブ
コンサドーレ札幌
ベガルタ仙台
鹿島アントラーズ
浦和レッドダイヤモンズ
大宮アルディージャ
柏レイソル
FC東京
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス
アルビレックス新潟
清水エスパルス
ジュビロ磐田
名古屋グランパス
ガンバ大阪
セレッソ大阪
ヴィッセル神戸
サンフレッチェ広島
サガン鳥栖
●J2参加クラブ
モンテディオ山形
水戸ホーリーホック
栃木SC
ザスパ草津
ジェフユナイテッド市原・千葉
東京ヴェルディ
FC町田ゼルビア
横浜FC
湘南ベルマーレ
ヴァンフォーレ甲府
松本山雅FC
カターレ富山
FC岐阜
京都サンガF.C.
ガイナーレ鳥取
ファジアーノ岡山
徳島ヴォルティス
愛媛FC
アビスパ福岡
ギラヴァンツ北九州
ロアッソ熊本
大分トリニータ
J1のレギュレーションに大きな変更はなし。一方、J2には大きな変更があった。1つ目はJ1とJ2の入れ替えについて。降格はこれまで通りJ1の下位3クラブに変わりないが、J2からJ1へは1位と2位が自動昇格、年間3位から6位の4クラブは「J1昇格プレーオフ」を行い、そのトーナメントを勝ち抜いた1クラブがJ1への挑戦権を勝ち取ることとなった。なお2013年からクラブライセンス制度が導入されることにともない、「J1ライセンス」を持っていないクラブはJ1昇格プレーオフに参加できない。
もう1つの変更は、J2とJFLの入れ替えである。松本と町田の参入によってJ2が22クラブとなり、2008年に「J2リーグの将来像」として想定されていた「J2は最大22クラブ」の上限に達した。これに伴い、J2参入資格を持つJリーグ準加盟クラブがJFLで1位となった場合には、J2の最下位と自動入れ替えに。
J2参入資格を持つクラブがJFLで2位になった場合は、J2の最下位クラブ(あるいはJ2最下位が自動降格対象となった場合は21クラブ)と「J2・JFL入れ替え戦」を行うことになった。よって最大2クラブがJFL降格となる可能性ができた。