浦和レッズ、5年間の歴代フォーメーション。ミシャと掴んだタイトル、アジアの頂点から残留争いまで

2020年03月19日(Thu)7時10分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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9年ぶりのタイトル(2016年)

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浦和レッズ、2016年の基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
AFCチャンピオンズリーグ:ラウンド16敗退
明治安田生命J1リーグ:2位(1st:3位/2nd:1位)
YBCルヴァンカップ:優勝
天皇杯:4回戦

 オフにはチーム一筋で16年間プレーした鈴木啓太が現役を退いた。攻撃陣を補強した前年とは一転、守備的なポジションをポリバレントにこなせる遠藤航とウイングバックの駒井善成を完全移籍で獲得。1.FCケルンから獲得した長澤和輝は、すぐにジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍となった。

 リーグ戦では序盤から首位争いを演じていたが、下位の新潟、サガン鳥栖に痛恨のスコアレスドロー。直後には鹿島、G大阪、広島に3連敗を喫し、1stステージは鹿島、川崎フロンターレに次ぐ3位で折り返している。

 メンバーは前年から大きく変わっていないが、3バックの中央には新加入の遠藤が定着した。在籍3年目の李忠成はシャドーのポジションでリーグ戦10得点をマーク。14得点の興梠、12得点の武藤との前線トリオは“KLM”と呼ばれて高い攻撃力を誇った。

 ACLでは、前年王者の広州恒大からホームで勝ち点3を奪い、混戦となったグループステージを2位で突破。FCソウルとのラウンド16はホームでの第1戦を1-0で勝利したが、第2戦は0-1で敗れて延長戦へ突入。李忠成の2得点などで両者2点ずつを挙げたために決着がつかず。PK戦でも延長へもつれ込むと、浦和は8人目の駒井が外し、GK西川は相手の逆を突かれて止められず。ベスト16で姿を消した。

 YBCルヴァンカップでは準々決勝で神戸、準決勝でFC東京を破って決勝に進出する。決勝の相手は、前年のリーグチャンピオンシップと天皇杯で苦杯を舐めさせられ、国内3冠を許したG大阪。途中投入された李忠成が直後のCKからヘディングでゴールネットを揺らして76分に同点に追いつき、試合は1-1のまま延長でも決着がつかずにPK戦に突入する。GK西川が相手の4人目を防ぐと、5人全員が決めた浦和は9年ぶりのタイトルを掴んだ。

 2ndステージは7勝1敗で首位に躍り出たが、川崎F、神戸に連敗を喫して2位に転落。それでもその後も勝ち続け、2位神戸を6ポイント離しての2ndステージ優勝を決めた。年間順位でも1位となり、チャンピオンシップは決勝からの出場となった。

 第1戦は両チームともに得点機を活かせずに後半に突入。浦和は興梠が倒されて得たPKをキャプテンの阿部勇樹が決めて先制すると、アウェイゴールを守り切った。第2戦でも7分に興梠が先制点を決め、優勝へ一歩近づく。しかし、前半のうちに同点に追いつかれると、後半にはPKを献上して逆転を許した。2戦合計スコアは2-2で並んだが、アウェイゴールの差で下回った浦和はまたしても優勝を逃した。

▽GK
西川周作

▽DF
森脇良太
遠藤航
槙野智章

▽MF
関根貴大
柏木陽介
阿部勇樹
宇賀神友弥

▽FW
武藤雄樹
李忠成
興梠慎三

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