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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(1)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

J1初挑戦で爪痕を残せるか

小泉佳穂
【写真:Getty Images】

MF:小泉佳穂(こいずみ・よしお)
生年月日:1996年10月5日(24歳)
2020リーグ戦成績:38試合出場/6得点3アシスト
所属クラブ:FC琉球→浦和レッズ

 前橋育英高校3年次には全国高校サッカー選手権に出場。卒業後は青山学院大学に進学し、2019年にFC琉球へ加入している。しかし、プロ1年目の成績はリーグ戦12試合の出場でプレータイムはわずか253分。同12試合で0得点1アシストという結果に終わるなど、不完全燃焼だった。

 しかし、在籍2年目の昨シーズンは途中より主力に完全定着。最終的にリーグ戦38試合に出場し、6得点3アシストをマークするなど、1年目から大きく成長した姿をみせていた。そして2021シーズンからは浦和レッズでプレーすることが決定。個人として、見事にJ1への切符を掴み取った。

 鋭いラストパスの供給やミドルシュートなど、ゴールへの執着心を感じさせるプレーが最大の魅力だが、その特徴を浦和でアピールするにはまず激しい定位置争いに勝っていかなければならない。道のりは厳しいだろうが、それらを乗り越え自身初のJ1の舞台で爪痕を残すことができるか。

【次ページ】キック精度抜群のMF

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