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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(6)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

Jリーグの各クラブは2月下旬の開幕に向けて、準備を進めている。新たに加入する選手もいれば、古巣に別れを告げて新たなチームへと移籍する選手もいる。今回フットボールチャンネルでは、新天地で新たなシーズンを迎える注目選手を複数回にわたって紹介していく。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1年半ぶりの札幌復帰

小野伸二
【写真:Getty Images】

MF:小野伸二(おの・しんじ)
生年月日:1979年9月27日(41歳)
2020リーグ戦成績:14試合出場/0得点
所属クラブ:FC琉球→北海道コンサドーレ札幌


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 21世紀の日本サッカーをけん引してきた天才司令塔は、1年半ぶりに古巣の北海道コンサドーレ札幌に復帰することが決まった。背番号は前回在籍時と同じ「44」と発表されている。ピッチ上での活躍はもちろん、ピッチ外でも若手選手たちに豊富な経験や知識、技術を伝えるメンターとしても期待される。ミングス・ペトロヴィッチ監督からの信頼も厚い。

 静岡県立清水商業高校から浦和レッズに加入して1998年にJリーグデビューを飾った小野は、その後オランダの強豪フェイエノールトで5シーズンにわたって活躍し、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝にも大きく貢献した。

 2006年に浦和へ復帰したものの、2008年1月に再び欧州へ渡り、当時ドイツ1部のボーフムに加入。2010年から2012年夏までは清水エスパルスに在籍した。2012年9月からプレーしたオーストラリアのウェスタンシドニー・ワンダラーズでは、創設間もないクラブを力強くけん引し、わずか2年の在籍ながらファンからはいまでもレジェンドとして絶大な人気を誇る。昨季は怪我もあって琉球で14試合の出場、先発は1試合にとどまったが、魔法のようなテクニックは錆びついていない。

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