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日本代表 2年前

サッカー日本代表、ベトナム戦全選手パフォーマンス査定。ポジション別に3段階評価、もうさすがに…限界を感じさせたのは?【W杯アジア最終予選】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,JFA

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【写真:Getty Images】



冨安健洋(背番号16)
ベトナム代表戦:フル出場
評価:A

 名門アーセナルで主力に定着した男の安心感はやはり絶大。ピッチコンディションが決して良いとは言えない中でもビルドアップのクオリティーは落ちず、左足を自然と使っているあたりに改めて技術力の高さを感じた。もちろん、的確なカバーリングや空中戦の強さをみせるなど肝心な守備も全く問題なく、無失点の立役者となった。

吉田麻也(背番号22)
ベトナム代表戦:フル出場
評価:B

 日本代表の頼れる主将はこの日もフル出場を達成。立ち上がりはやや相手に入れ替わられる場面が目立っていたものの、その後はうまく立て直して最後の局面で身体を張り続けていた。コンディションは決して万全ではなかったはずだが集中力を切らすことがなく、相棒の冨安健洋同様、ビルドアップ時には安定感を示していた。

山根視来(背番号2)
ベトナム代表戦:フル出場
評価:B

 FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のピッチに立つのはこれが初めてのこと。前半は一列前の伊東純也との連係がなかなかうまくいかなかったが、後半は伊東を活かすスルーパスがより目立つようになるなどしっかり合わせてきた印象があった。何より、90分間恐れず縦に向かっていく姿勢を貫いた点も評価できる。

長友佑都(背番号5)
ベトナム代表戦:63分OUT
評価:C

 もうそろそろ世代交代が必要と囁かれる中、再びスタメンに名を連ねるなど森保一監督からの信頼は絶大である。しかし、ベトナム代表戦は攻守において無難なプレーに終始。とくに大きな問題があったわけではないが、チームにもたらしたものは決して大きくなかった。同じベテラン勢の大迫勇也同様、厳しい評価にせざるを得ない。

中山雄太(背番号20)
ベトナム代表戦:63分IN
評価:B

 長友佑都に代わって63分からピッチに登場。丁寧なパスで味方を活かしながら縦に走り相手を引き付けるなど、冷静かつうまく試合に入った印象が強かった。結果守備でも相手にやられることはなく、次戦スタメン入りに向けてのアピールはまずまず成功したと言えるのではないか。

板倉滉(背番号4)
室屋成(背番号3)
酒井宏樹(背番号-)
谷口彰悟(背番号-)
旗手怜央(背番号-)
ベトナム代表戦:出場なし
評価:なし

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