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日本代表 2年前

サッカー日本代表、ベトナム戦全選手パフォーマンス査定。ポジション別に3段階評価、もうさすがに…限界を感じさせたのは?【W杯アジア最終予選】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,JFA

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守田英正
【写真:日本サッカー協会】



守田英正(背番号13)
ベトナム代表戦:88分OUT
評価:A

 チャーター機トラブルに巻き込まれた選手の一人で、コンディション的に難しい部分は間違いなくあったはず。それでも88分間よく足を動かし続け、幅広いエリアでプレーに関与。サイドバックの位置からゲームメイクし、敵陣深くにも顔を出し、SBのカバーにも回るなど大忙しだった。累積警告により次節出場停止となったのは痛いが、A評価は妥当だろう。

田中碧(背番号17)
ベトナム代表戦:75分OUT
評価:B

 オーストラリア代表戦で鮮烈なアジア最終予選デビューを果たした男は今回もスタメン入り。前回の試合に比べるとボールタッチの回数は少なかったが、豊富な運動量を駆使して味方へのサポートを素早く行い、また懸命なディフェンスでチームを助けるなど随所で良さは出していた。あえて課題を挙げるとすれば、セットプレーの質になるだろうか。

遠藤航(背番号6)
ベトナム代表戦:フル出場
評価:B

 守田英正と田中碧のインサイドハーフがよく動くなか、中央エリアを的確にカバーしバランスを整える。出足の鋭さは相変わらず流石で、セカンドボールをうまく回収するシーンも目立った。しかし、シュツットガルトでも日本代表でもフル稼働が続いているため、やや疲労感がみられたのも否めず。とくに攻撃面ではらしくないミスがあった。

柴崎岳(背番号7)
ベトナム代表戦:75分IN
評価:B

 75分からの出番とプレータイムは限られていた。それでも81分と85分に鋭いミドルシュートを放ち相手GKを脅かすなど、2点目の可能性を感じさせたのは見事だった。次節オマーン代表戦は守田英正が出場停止となるため、先発出場が濃厚だろうか。

原口元気(背番号8)
ベトナム代表戦:88分IN
評価:なし

 日本代表ではこれまでサイド起用がメインとなっていたが、ベトナム代表戦ではインサイドハーフとしてプレーしている。もちろん出場時間の問題が大きいが、特別な存在感はなかった。

鎌田大地(背番号9)
ベトナム代表戦:出場なし
評価:なし

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