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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング21~25位。最高額は9億円!スペインで最も試合に出場した日本人選手とは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

24位:10年ぶりにJリーグ復帰を果たしたテクニシャン

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【写真:Getty Images】


MF:乾貴士(日本/セレッソ大阪)
生年月日:1988年6月2日(33歳)
市場価格:150万ユーロ(約1.8億円)
2021リーグ戦成績:8試合1得点2アシスト

 2007年に横浜F・マリノスでプロデビューを飾った乾貴士だが、出場機会に恵まれず、2008年6月にセレッソ大阪へと期限付き移籍。当時所属していた香川真司と好連係を築き、多くの得点に関与した。シーズン終了後には完全移籍を果たし、在籍2年目となった2009年はキャリアハイの20ゴールを記録。香川と共にJ1復帰の立役者となった。

 2011年夏に欧州に渡ってからはボーフム、フランクフルト、エイバル、レアル・ベティス、アラベスと様々なチームを渡り歩いた。その中で、これまで日本人選手があまり活躍できなかったラ・リーガで6シーズンに渡ってプレーし、日本人歴代最多の166試合に出場。16得点14アシストも日本人史上最多の記録だ。

 2020/21シーズン限りでエイバルが2部降格となったことに伴い、21年夏に10年ぶりにJリーグ復帰を決断。古巣セレッソ大阪に移籍した。古巣との対戦となった第33節横浜F・マリノス戦で復帰後初ゴールを記録したが、11月に右膝軟骨損傷により手術を行った。全治は2ヶ月とされており、2022年シーズンは開幕から試合に出場することができそうだ。

 10年間、欧州でプレーした乾の市場価値が最も高騰したのは18年夏。2ゴール1アシストを記録したロシアワールドカップ直後に750万ユーロ(約9億円)に到達した。しかし、それ以降はベティスでの不調や新型コロナウイルスの影響により下降し続けており、現在は150万ユーロ(約1.8億円)となっている。

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