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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング46~50位。最高額は2.4億円も…過去2年間価値が下落し続けているのは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

46位:「常勝軍団」のディフェンスリーダー

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【写真:Getty Images】



DF:犬飼智也(日本/鹿島アントラーズ)
生年月日:1993年5月12日(28歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
2021リーグ戦成績:29試合5得点0アシスト

 静岡県出身の犬飼智也は、地元静岡の清水エスパルスのジュニアユース出身だ。2013年夏から1年半に渡って期限付き移籍した松本山雅で結果を残し、2015年に清水に復帰。結果的にJ2へと降格してしまったが、同シーズンよりレギュラーに定着した。J2でプレーすることとなった2016年シーズンは背番号を3へと変更し、1年でのJ1復帰に貢献した。

 2018年に鹿島アントラーズへと移籍したが、昌子源と植田直通の日本代表コンビからレギュラーの座を奪うことはできなかった。ロシアワールドカップ終了後に植田が移籍したが、代わりにチョン・スンヒョン加入したことでレギュラーに定着できなかった。転機となったのが2019年冬の昌子のトゥールーズへの移籍だ。これにより犬飼に出番が回り、J1で29試合に出場。翌2020年シーズンは自己最多の31試合に出場と、鹿島の最終ラインを支えるディフェンスリーダーとして活躍している。

 鹿島で絶対的なレギュラーに定着した2019年末に市場価値は自己最高額となる150万ユーロ(約1.8億円)に到達した。2020年に新型コロナウイルスの影響で120万ユーロ(1.4億円)に下落してからは現状維持となっている。

【了】

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