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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング86~90位。18歳で海を渡ったドリブラー、ザックジャパンで活躍したMFも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

87位:日本を代表するスピードスター

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【写真:Getty Images】



FW:鈴木武蔵(ベールスホット)
最高市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
更新日:2021年1月4日(当時26歳)

 ジャマイカ人の父と日本人の母親を持つ鈴木武蔵は、2012シーズンにアルビレックス新潟でJリーグデビューを飾っている。新潟では通算125試合で15得点とストライカーとしては物足りない結果に終わったが、年代別代表では持ち前のスプリント力が評価され、2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックの予選、本大会ともに主力として活躍した。

 2018年にJ1初昇格を果たしたV・ファーレン長崎に移籍すると自身初のリーグ戦二桁ゴールを達成。長崎が1年でJ2へと降格したことも影響し、翌2019年に北海道コンサドーレ札幌へと活躍の場を移すことになるが、新天地でも2年連続でキャリアハイ更新となる13ゴールを記録した。また、同年3月には日本代表デビューを果たしている。

 2020シーズン前半戦も得点を量産したことで注目を集め、夏にベルギー1部へと昇格したばかりのベールスホットへと完全移籍を果たした。デビューから7試合で5得点1アシストと結果を残したことで鈴木の市場価値は大きく上昇し、21年1月に自己最高額となる200万ユーロ(約2.4億円)に到達した。

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