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Jリーグ 2年前

セレッソ大阪、期待の新戦力5人。サイドを重点補強、J2を席巻した実力者たちが新風を吹き込む

シリーズ:期待の新戦力5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:毎熊晟矢(背番号16)

毎熊晟矢
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月16日(24歳)
前所属:V・ファーレン長崎
2021リーグ戦成績:38試合3得点9アシスト

 東福岡高校3年次の2015年には1学年下のMF鍬先祐弥(現V・ファーレン長崎)や藤川虎太朗(現ギラヴァンツ北九州)らとともにインターハイと全国選手権制覇を経験している。当時はFW登録の選手で、桃山学院大学に進学後もFWとしてプレーしてきた。

 全日本大学選抜にも選ばれ、大学4年次には9番を背負ってゴールを量産した。長崎への加入内定発表時も「フィニッシャーにもパサーにもなれる。得点感覚に優れた万能型のストライカー」と紹介されていたが、プロになってからの定位置は右サイドバックだ。

 手倉森誠監督(当時)にサイドバックへコンバートされると、元FWらしい攻撃力を生かしてプロ1年目から長崎の主力に定着。2年目の2021年はリーグ戦で9アシストを記録した。DFとして本格開花した毎熊は、豊富な運動量と迫力満点の攻撃参加に絶対的な地位を築くDF松田陸との競争に挑む。

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