GK

権田修一（清水エスパルス）
生年月日：1989年3月3日
日本代表通算成績：33試合14失点

シュミット・ダニエル（シント＝トロイデン／ベルギー）
生年月日：1992年2月3日
日本代表通算成績：9試合8失点

川島永嗣（ストラスブール／フランス）
生年月日：1983年3月20日
日本代表通算成績：96試合104失点

　FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選で9試合に出場。さらに今月のブラジル代表戦でハイパフォーマンスを披露していた権田修一の選出は堅いだろう。このままいけば4年に1度の大舞台で正守護神を担うことも濃厚だ。

　2番手はシュミット・ダニエルか。6月シリーズ最終戦のチュニジア代表戦ではアピールに失敗していたが、現状下からの突き上げがないのが事実で、その立場はあまり揺らいでいない。

　3番手は川島永嗣。所属するストラスブールでほぼ試合に出られておらず、もはや単純な戦力としては計算できない存在だが、今月のガーナ代表戦で出番を与えられるなど、森保一監督から全幅の信頼を寄せられているのは明らか。今のところ精神的支柱として、自身4度目のW杯に臨むことが有力と言えるだろう。

　その他の候補として6月シリーズで招集された大迫敬介や東京五輪・ベスト4入りに貢献した谷晃生、またAFC U-23アジアカップで活躍中の鈴木彩艶などがいるが、現状はなかなか厳しい。ただ、彼らには来月のEAFF E-1サッカー選手権でアピールチャンスが訪れる可能性がある。そこで森保監督の頭を悩ませることができるか注目だ。

【了】