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Jリーグ 2年前

ラストスパートをかけるのは? Jリーグ、夏の戦力アップ度ランキング。補強を総チェック! パワーアップに成功したのは…【前編/1~9位】

シリーズ:Jリーグ補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

3位:名古屋グランパス


リーグ戦順位:10位
戦力アップ度:A
主な新加入選手:永井謙佑、レオナルド、永木亮太

 長谷川健太監督が就任した今季は開幕から躓いた。一時は下位が定位置になったが、3バック変更後は復調の兆しが見えてきた。ただ、理想のチーム状況とはかけ離れており、到底満足できる位置にはいない。

 昨季の救世主だったシュヴィルツォクはドーピング問題によりプレーすることができず、大怪我から復帰した金崎夢生も5月7日を最後にリーグ戦では出場がない状況。中盤と最終ライン、GKは計算が立つだけに、ラストスパートのカギは攻撃陣が握るといってもいい。

 FC東京時代の指揮官の教え子でもある永井謙佑の加入は大きく、浦和レッズ戦では1得点2アシストの大活躍を見せた。深さを作るプレーは他のFWにはない特徴で、自由に動くマテウスとの相性もいいだろう。まだ出場時間の短いレオナルドは未知数だが、2人にはないパワーには期待できる。

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