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Jリーグ 2年前

Jリーグ争奪戦!? J2で輝いた若き逸材10人。J1必見!? 移籍市場を賑わす有望株たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:橋本健人(はしもと・けんと)


【写真:Getty Images】


生年月日:1999年12月8日(22歳)
所属:レノファ山口
リーグ戦成績:35試合2得点5アシスト

 レノファ山口に先見の明があったことが、橋本健人の活躍により証明された。山口加入が発表されたのは、橋本がまだ大学3年生だった2020年5月のこと。昨季までのJFA・Jリーグ特別指定選手として2シーズンでリーグ戦18試合に出場していた。正式に加入した今季は開幕から左サイドバックに定着し、リーグ戦33試合に先発。ラスト5試合で4アシストと印象的な活躍を見せた。

 横浜FCユース出身の橋本は、慶應義塾大学に進んだ。最初の2年間、慶應は関東大学サッカーリーグ2部にいたため、全国的な知名度があったわけではなかった。しかし、大学生活後半の2年間はJ2リーグも経験することでたくましさを増した。スピードを活かしたドリブル、精度の高い左足のアーリークロスが武器。ウイングバックで起用された試合は、持ち味の攻撃力が魅力を増す。

 来季は大卒2年目のシーズンだが、経験値で見ればプロの舞台は4年目のシーズンとなる。左利きのサイドバックはいつの時代も重宝される。J1クラブが争奪戦を繰り広げてもおかしくない人材だ。

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