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Jリーグ 2年前

Jリーグ争奪戦!? J2で輝いた若き逸材10人。J1必見!? 移籍市場を賑わす有望株たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:髙橋利樹(たかはし・としき)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年1月20日(24歳)
所属:ロアッソ熊本
リーグ戦成績:40試合14得点1アシスト

 182cmという恵まれた体格を持つ髙橋利樹は、J2屈指のストライカーへと成長している。国士舘大学を卒業した2020年に当時J3だったロアッソ熊本に加入し、2年間で17得点をマーク。J2に昇格した今季は、キャリアハイの13得点を挙げている。J2昇格1年目ながらプレーオフ進出を決めたロアッソの躍進を支えている。

 攻撃的なスタイルを貫く大木武監督のサッカーを「ゴール」という形で完成させているのが髙橋だ。ヘディング得点数はリーグ4位の5得点で、ゴール前でフリーになる技術にも優れている。味方のクロスやパスをワンタッチで決めることも多く、ポストプレーや最前線からの守備でも貢献できる。

 まだ24歳と若く、ポテンシャルは十分だ。今季のJ1は得点力不足に悩まされたチームも多く、最前線に構える生粋のセンターフォワードを欠くチームもあった。まずはロアッソのエースとしてJ1昇格を目指すことになるが、J1クラブ間で争奪戦になってもおかしくないほどの結果をJ2で残している。

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