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Jリーグ 1年前

移籍市場注目!? Jリーグで輝く若き逸材5人【MF編】移籍か残留。去就に注目が集まる男

シリーズ:Jリーグで輝く若き逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

川崎颯太


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年7月30日(21歳)
所属クラブ:京都サンガ
2022リーグ戦成績:28試合1得点3アシスト

 初めてJ1の舞台は、川崎颯太を大きく成長させたはずだ。開幕戦でピーター・ウタカの決勝点をアシストした川崎は、今季もチームのスタイルを象徴する存在だった。特に序盤戦の輝きは特筆すべきものがあった。

 ポジションは4-3-3のアンカーだが、ピッチの中央に留まる従来の役割とは一線を画す。チャンスと見るやアタッキングサードに走りこむシーンも多く、広範囲を動くことで味方をサポートしている。90分走り続ける走力はもちろん、予測する力やキックの質が高く、小柄でありながら強さを持ち合わせている。

 6月AFC U-23アジアカップにこそ選ばれなかったが、3月のU-23ドバイカップや9月の欧州遠征に参加しており、そうそうたる顔ぶれが並ぶパリ五輪世代の中盤に食い込んでいる。京都と代表でフル稼働した経験は、貴重なものとなるだろう。J1参入プレーオフ決定戦で京都の残留を導くことが期待されるが、その先にはどのような未来が待っているのだろうか。

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