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Jリーグ 1年前

移籍市場注目!? Jリーグで輝く若き逸材5人【MF編】移籍か残留。去就に注目が集まる男

シリーズ:Jリーグで輝く若き逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

石原広教


【写真:Getty Images】


生年月日:1999年2月26日(23歳)
所属クラブ:湘南ベルマーレ
2022リーグ戦成績:30試合0得点3アシスト

 DF登録ではあるが、ウイングバックが主戦場となった今季の石原広教は、攻撃面での活躍が印象的だった。まだ23歳ではあるが、プロキャリアは6年に達している。小学生のときから湘南ベルマーレの一員だった石原には、「湘南らしさ」を体現する気概だけではなく、ベテランの風格さえ漂う。

 豊富な運動量と球際の強さを活かしたプレーが持ち味で、90分走り続けられるスタミナはチームでもトップクラスだ。2020シーズンは3バックの中央、昨季は3バックの両サイドを経験し、今季は両ウイングバックでプレーする。ポリバレントさも石原の強みで、左足でもクロスを上げられる器用さも持ち合わせている。

 今季の湘南はウイングバックが手薄で、石原がいなければ残留争いがどのような結果に終わっていたかはわからない。それほど大きな存在感を見せたシーズンとなった。小学生からプレーする湘南に対する愛着は人一倍あるはずだが、他クラブが興味を示すに足るパフォーマンスを見せていることも確かだろう。

【了】

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