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スペック最強は誰? サッカー日本代表、能力値ランキング11〜20位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:柴崎岳(レガネス/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月28日
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)
22/23リーグ戦成績:13試合0得点1アシスト
代表通算成績:60試合3得点7アシスト

 4年前のロシアワールドカップでは大活躍を披露。森保ジャパンでも発足当初は主力を張っていた。しかし、試合を重ねるごとにパフォーマンスレベルは低下していき、今では鎌田大地や田中碧の台頭などもあり序列は大幅に低下。カタールW杯メンバーには名を連ねたものの、その選考に賛否両論あったのは事実だ。

 柴崎岳の代名詞と言えば「パス」能力の高さだ。視野が広く、単純な捌きはもちろんのこと、局面を変えるようなロングフィードや攻撃の勢いを一気に加速させるようなキラーパスにも定評がある。先日行われたカナダ代表戦では、見事なフライパスから相馬勇紀のゴールをアシスト。まさに柴崎の真骨頂が発揮されたシーンだった。

 一方で守備的MFとしては「フィジカル」があまりに低い。ボールを積極的に奪いにいく姿勢は目立つが、奪い切れなかったり、簡単に剥がされてしまうことも同じくらい目立っている。これはインテンシティーの高い現代サッカーにおいては致命的で、批判に晒される原因の1つにもなっている。格下相手にはそれほど気にならないかもしれないが、格上相手だと「穴」になりかねない。

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