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スペック最強は誰? サッカー日本代表、能力値ランキング11〜20位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:山根視来(川崎フロンターレ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年12月22日
市場価値:170万ユーロ(約2億円)
2022リーグ戦成績:32試合3得点4アシスト
代表通算成績:15試合2得点4アシスト

 2020年に湘南ベルマーレから川崎フロンターレに移籍すると、Jリーグ屈指のサイドバックへと進化した。その活躍が認められ昨年3月に日本代表デビューを果たすと、その後は常連メンバーに。FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選ではコンディション不良で不在となることが多かった酒井宏樹の穴を埋め、7大会連続7回目のW杯出場に貢献している。

 もともと攻撃的なポジションを務めていたということもあり、DFながら「攻撃力」の高い選手だ。大外はもちろんのこと、ハーフスペースを使う上手さも兼ね備えており、「ドリブル」での推進力も光る。日本代表通算15試合の出場で6得点に直接関与している事実が示す通り、フィニッシュやラスト「パス」の精度も守備的な選手としては思えないほどのものがある。

 ただ、サイドバックとしてはもう少し「守備力」を上げたいところ。1対1の場面で簡単に足を出してしまったり、判断を誤ってしまうことがまだまだ見受けられる。先日行われたカナダ代表戦でもディフェンス面での脆さを露呈し、後半アディショナルタイムに痛恨のPKを献上してしまった。ドイツ代表やスペイン代表といった格上相手と戦うには、まだ物足りない。

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