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スペック最強は誰? サッカー日本代表、能力値ランキング11〜20位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:三笘薫(ブライトン/イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月20日
市場価値:600万ユーロ(約7.2億円)
22/23リーグ戦成績:9試合1得点1アシスト
代表通算成績:9試合5得点2アシスト

 今年3月、日本代表は7大会連続7回目のワールドカップ出場を決めた。その立役者となったのが、三笘薫だ。オーストラリア代表とのアウェイゲーム、同選手は0-0で迎えた84分にピッチに立つと、89分に貴重な先制ゴールを奪取。さらにその5分後には、勝負を決定づける2点目をマーク。一夜にしてスーパーヒーローとなった。

 そんな三笘の最大の武器と言えば、やはり「ドリブル」だ。緩急を巧みに使ったそれは切れ味がピカイチで、DFをあっという間に無力化できる。とくに疲れの溜まっている相手に対しては効果が抜群で、日本代表でも、そして今季よりプレーするブライトンでもジョーカー起用で存在感を示してきた。突破力に関しては、間違いなく現日本代表選手の中でNo.1だろう。

 どうしても「ドリブル」ばかりに目がいくが、三笘はオフ・ザ・ボールの動きも悪くない。味方が作ったスペースに入り込むタイミングが良く、そのあたりからは高い「IQ」を感じることができる。また、ボールを持てば恐れることなく、常に仕掛けていけるなど「メンタル」も強靭。良い意味で日本人らしくない選手と言っていいかもしれない。

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