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忖度なし! 解説・本田圭佑の秀逸コメント5選。迷解説? サッカー日本代表を盛り上げた言葉

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

あまりに遅い判定に一言


【写真:Getty Images】


秀逸コメント:「俺がラインズマンやろか?」

 カタールワールドカップでは、半自動オフサイドテクノロジーが新たに導入された。これにより、オン&オフサイドがより正確に、かつスムーズに判定できるようになった。

 しかし、それによってサッカー関係者やサポーターからある部分に対する不満が漏れている。それがオフサイドディレイだ。明らかなオフサイドでも副審がすぐに旗を上げず、しばらくプレーを続行させることに対し「どうなの?」という声が多く聞かれる。無論、副審がすぐに旗を上げないのは、判定ミスにより得点機会を潰してしまわないためだ。

 サッカー日本代表の試合でも、オフサイドディレイによりヒヤヒヤするシーンがあった。スペイン代表戦の24分。セサル・アスピリクエタからボックス内に走り込んだアルバロ・モラタにスルーパスが出たのだが、モラタは明らかにオフサイドポジションだった。しかし、オフサイドディレイによりプレーは続行。結局、相手のシュートを板倉滉が防ぐまでフラッグは上がらなかった。

 このオフサイドディレイに対しては、解説・本田圭佑も少しイライラした模様。モラタにパスが出た瞬間「オフサイ! オフサイ!」と声を張り上げ、ようやくフラッグが上がると「遅いねんオフサイ。出せや」と一言。そして実況の寺川俊平アナウンサーがオフサイドディレイについての説明をしていると、「俺がラインズマンやろか?」と緊張感ある試合で堂々と冗談を言い放った。本田のラインズマン…少し見てみたいかもしれない。

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