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予想外の大活躍!? カタールW杯で“世界に見つかった”10人。あのサッカー日本代表戦士も選出

text by 編集部 photo by Getty Images

GK:ドミニク・リバコビッチ(クロアチア代表/ディナモ・ザグレブ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月9日
今季リーグ成績:16試合17失点
今大会成績:5試合3失点
代表通算成績:39試合43失点

 カタールワールドカップ予選では不調から一時的にスタメンから外れるなど、やや評価を落としていた時期もあったドミニク・リバコビッチだが、今大会での大活躍を経てその評価は彼のキャリアで最高潮に達している。

 ベスト4まで勝ち進んでいるクロアチア代表だが、PK戦を除いて勝利したのはグループステージ第2節のカナダ代表戦のみ。初戦のモロッコ代表戦、第3戦のベルギー代表戦はともにスコアレスドローで、日本との決勝トーナメント1回戦、ブラジル代表との準々決勝は延長戦の末に1-1。そしてお家芸とも言える得意なPK戦で勝利している。

 このことからも今大会のクロアチアは“守備”で勝っていることがわかるだろう。その中心的人物がリバコビッチである。相手FWとの距離の詰め方の上手さが抜群であり、他のGKでは決められてもおかしくないシュートをビッグセーブで防ぎ続けている。日本代表戦、ブラジル代表戦のPKストップのイメージがかなり強いが、流れの中でもかなりのシュートを止めている。ブラジル代表戦では11本の枠内シュートを止めており、彼の活躍なくしては得意のPK戦までに辿り着くことすらできなかっただろう。

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