フットボールチャンネル

予想外の大活躍!? カタールW杯で“世界に見つかった”10人。あのサッカー日本代表戦士も選出

text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ジェヘクソン・メンデス(エクアドル代表/ロサンゼルスFC)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年4月26日
今季リーグ成績:22試合0得点0アシスト
今大会成績:2試合0得点0アシスト
代表通算成績:34試合0得点1アシスト

 エクアドル代表はカタール代表との開幕戦で2-0、オランダ代表との第2戦で1-1と上々のスタートを切っていた。それでもグループステージ敗退となってしまったのは、セネガル代表との第3戦で敗れたためであり、この試合ではとある選手の“不在“が結果に直結してしまった。

 その選手とはジェヘクソン・メンデスである。ダブルボランチでコンビを組むブライトン所属のモイセス・カイセドに注目が集まりがちだが、その相方であるメンデスも中盤でかなり効いていた。守備時はカイセドと共に出足の鋭い寄せで相手の自由を制限し、ビルドアップ時は最終ラインに吸収される形でDF陣をサポート。その動きを微妙に調整することで、相手のプレスを無効化するなど“頭の良さ”も随所にみせた。

 この選手が累積警告で不在となったことで、セネガルとの第3戦は大苦戦を強いられた。メンデスがいれば結果は変わっていた可能性もあり、その影響力の大きさが明らかになった試合となっている。ちなみにメンデスは今季限りでのロサンゼルスFC退団が決定しており、1月にフリーとなる。欧州クラブを含めて争奪戦となることは必須だろう。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top