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予想外の大活躍!? カタールW杯で“世界に見つかった”10人。あのサッカー日本代表戦士も選出

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

ワールドカップは世界中が注目する大舞台であり、そこで活躍することができれば、その後の人生を変えてしまうほどの大型移籍や契約を勝ち取ることができる。ベスト4が出揃った今大会でも多くのスター候補が誕生した。今回はカタールW杯で“世界に見つかった選手“10人を厳選して紹介する(成績は2022年12月11日現在)。


GK:アンドリース・ノペルト(オランダ代表/ヘーレンフェーン)

【写真:Getty Images】

生年月日:1994年4月7日
今季リーグ成績:14試合13失点
今大会成績:5試合4失点
代表通算成績:5試合4失点

 今大会が始まる前にアンドリース・ノペルトを知っていたフットボールファンはどれだけいたのだろうか。昨年の12月末時点でのエールディビジを含めた欧州1部リーグでの出場試合数はわずか3試合。28歳にして既に2度も契約満了による“無所属”期間を経験している”超”が付くほどの苦労人だ。

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 そんなノペルトの転機となったのがゴー・アヘッド・イーグルスに所属していた昨季後半戦だ。ここで出場機会を掴むと今夏にヘーレンフェーンへと移籍し、第2節フェイエノールト戦で11本の枠内シュート全てを止めて脚光を浴びた。そして直後の9月の代表ウィークでオランダ代表に初招集されている。

 この時に代表デビューをしなかったノペルトだったが、ルイ・ファン・ハール監督は本大会で同選手を起用することを決断。オランダ代表&ワールドカップデビュー戦となったセネガル代表との開幕戦で203cmの体格を活かしたダイナミックなセーブで無失点に抑えると、アルゼンチン代表との準々決勝戦まで先発起用が続いた。その間に目立ったミスもなく、大会を通じて82%という高いセーブ率を記録。世界に自身の存在をアピールすることに成功した。

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