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予想外の大活躍!? カタールW杯で“世界に見つかった”10人。あのサッカー日本代表戦士も選出

text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ゴンサロ・ラモス(ポルトガル代表/ベンフィカ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月20日
今季リーグ成績:11試合9得点3アシスト
今大会成績:4試合3得点1アシスト
代表通算成績:5試合3得点1アシスト

 元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ以来のワールドカップ初先発でハットトリックという記録を打ち立てたポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスの名は、一夜にして世界に轟いた。

 所属するベンフィカで既に公式戦14ゴールを決めるなど絶好調の状態でカタールワールドカップに臨んでいる。その一方で絶対的エース、クリスティアーノ・ロナウドは大不振に喘いでおり、ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は決勝トーナメントでロナウドを外してラモスを先発に抜擢した。

 するとハットトリックという最高の結果で指揮官の期待に応えてみせた。ゴールだけでなく、守備でも二度追い、三度追いを繰り返すなどロナウドに代わってスタメン起用されたことで、前線からの守備強度も生まれた。この活躍を受けて準々決勝モロッコ代表戦でもスタメンに抜擢されたが、この試合では前節とは対照的に”まさかの”沈黙。相手DFのマークに苦しみ、69分でわずか18回のボールタッチに留まった。後味が悪い結果となってしまったが、今大会唯一のハットトリックを決めた選手として、その知名度は確実に上がっただろう。

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