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成功? 失敗? 欧州1年目の日本人選手パフォーマンス査定。Jリーグから欧州に挑んだ男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:上田綺世(うえだ・あやせ)

2022/23シーズンよりセルクル・ブルッヘに所属する上田綺世
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月28日
所属クラブ:セルクル・ブルッヘ(ベルギー)
22/23リーグ戦成績:40試合22得点2アシスト
シーズン評価:A

 今季、欧州初挑戦を果たした日本人選手の中で最も輝きを放ったのは上田綺世だろう。昨年夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘに渡って以降しばらくは結果を残せずに苦しんでいたが、とくに年明けから一気にギアを上げ、最後にはヨーロッパ中にその名を轟かせることになった。

 上田にとって大きな転機となったのが、ドミニク・タールハンマーからミロン・ムスリッチに指揮官が交代したことだ。前者の元ではわずか2得点だったが、後者の元ではCFより一列後ろのポジションが一時メインになったことも功を奏して、天性の得点力が開花した。終盤には最前線に戻ったものの、自信を深め、チームメイトとの連係も確立していた上田は得点ペースを落とすことがなかった。

 最終的に上田はリーグ戦22ゴールをゲット。ウーゴ・カイパース(ヘント/27得点)に敗れ、得点王には届かなかったものの、ベルギーリーグにおける1シーズンの日本人最多得点記録を塗り替えた。何より凄いのは欧州1年目、それも強豪ではないS・ブルッヘでこれだけの数字を残したということ。シーズン評価は文句なしのAだ。

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