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海外サッカー 11か月前

成功? 失敗? 欧州1年目の日本人選手パフォーマンス査定。Jリーグから欧州に挑んだ男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:小川諒也(おがわ・りょうや)

2022/23シーズンよりヴィトーリア・ギマランイスに所属する小川諒也
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年11月24日
所属クラブ:ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル)
22/23リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト
シーズン評価:C

 FC東京で頭角を現した小川諒也は、一昨年に日本代表デビュー。同じFC東京出身である長友佑都の後継者として期待されていた。しかし、今やその期待は薄れたと言わざるを得ない。昨年夏にレンタルで加入したヴィトーリア・ギマランイスで過ごした今季は、最低最悪なものとなった。

 小川は今季リーグ開幕前に行われたヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選の3試合でスタメン出場を果たすも、ノーインパクト。そしてリーグ開幕3試合でベンチスタートを余儀なくされると、その後に与えられたわずかな出場機会も無駄にしてしまい、気づけばアフォンソ・フレイタス、エルデル・サの年下2人に劣る形で、左サイドの3番手となってしまった。

 冬には早くも放出候補に挙がった小川。結局残留となったものの、12月〜1月にかけてはBチームでのプレーを強いられており、年明け以降はトップチームでの公式戦出場が「0」と、まさに“飼い殺し状態”となっていた。ポルトガルメディアによると、当然ながらヴィトーリアは買い取りオプションの行使を考えていないようで、小川は日本に戻ってくることになりそうだ。

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