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Jリーグ 5か月前

移籍市場注目!? Jリーグで輝く若き逸材10人。海外移籍もあるか。今をときめく才能たち

シリーズ:Jリーグで輝く若き逸材10人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:井上詩音(いのうえ・しおん)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年4月5日
所属クラブ:ヴァンフォーレ甲府
2023リーグ戦成績:30試合1ゴール0アシスト

 専修大学からヴァンフォーレ甲府に加入した井上詩音は、プロ1年目となる今季からリーグ戦30試合に出場し即戦力として十二分の働きを見せた。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でもしっかりと結果を残している。第2節ブリーラム・ユナイテッド戦では、身長193cmのギニア代表FWロンサナ・ドゥンブヤと相対したが、同選手は空中戦勝率63%を記録。高さで劣る中、素早い寄せと巧みなボディコントロールを使って、ドゥンブヤに仕事をさせなかった。

 また、先日行われた第5節メルボルン・シティ戦では1ゴール1アシストの大活躍。頭で先制点を決め、ロングフィードで味方の決定機を演出した。結果は3-3の打ち合いになり、守備を司るセンターバックとして反省すべき点もあるとはいえ、アジアの舞台で自身のポテンシャルの大きさを示すことに成功している。

 同選手は名古屋グランパスの下部組織で育ち、同期には日本代表で活躍する菅原由勢やJ1の舞台で戦う藤井陽也がいる。一足先に高いレベルで活躍している同期の姿を見て、より高いレベルでプレーしたいという気持ちは人一倍強まっているはず。ACLで活躍した彼が、今後どのようなキャリアを歩むのか気になるところだ。

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