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海外サッカー 4か月前

史上最高額は誰だ?日本人選手の歴代市場価値ランキング11~20位

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:中田英寿(2006年引退)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1977年1月22日
当時の所属クラブ:フィオレンティーナ(イタリア)
最高市場価値:1000万ユーロ(約14億円)
更新日:2004年10月3日(当時27歳)

 1998年のFIFAワールドカップ・フランス大会終了後、弱冠21歳ながらすでに日本代表の中心選手の1人となっていた中田英寿は、当時世界最強と謳われていたセリエAに挑戦した。移籍先として選んだのはペルージャ。初めての海外挑戦ながらシーズン2桁得点をマークするなどコンスタントに活躍した同選手は、翌シーズンの冬の移籍市場で名門ローマへステップアップを果たした。

 ローマでの活躍はご存じの人も多いだろう。ボランチやトップ下で出場機会を得て、00/01シーズンにはクラブ3度目となるリーグ優勝に貢献。絶対的エース、フランチェスコ・トッティがいたこと、そして外国人枠の問題で十分なプレータイムが与えられたとは言い難いが、短い出場時間でゴールやアシストといった数字に残る活躍を見せていた。

 日本人初のセリエA優勝メンバーという偉大な実績を持ち、イタリアのクラブを渡り歩いた同選手の市場価値は、フィオレンティーナ時代の1000万ユーロ(約14億円)が最高額。現在と同様に比較することは難しいが、この数字は当時のトップで、三笘薫や久保建英といった海外日本人選手の活躍が目覚ましい現在でも、全体で19位という高い評価額である。

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