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海外サッカー 4か月前

史上最高額は誰だ?日本人選手の歴代市場価値ランキング11~20位

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:菅原由勢(現AZアルクマール)

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【写真:Getty Images】


生年月日:2000年6月28日
当時の所属クラブ:AZアルクマール(オランダ)
最高市場価値:1500万ユーロ(約21億円)
更新日:2023年12月14日(当時23歳)

 
 地元名古屋グランパスの下部組織で育った菅原由勢は、2018年に名古屋グランパスでプロデビュー。2019年夏にエールディヴィジ(オランダ1部)のAZアルクマールへ期限付き移籍し、2020年に同クラブへの完全移籍を果たしている。

 現在23歳の同選手は、昨年行われたFIFAワールドカップ・カタール大会終了後から日本代表に定着。出場すれば必ずと言っていいほど好パフォーマンスを見せ、無尽蔵のスタミナで90分間サイドを上下動することができる。右足のキックの精度が高く、11月に行われたシリア代表戦では久保建英とのデザインされたフリーキックから弾丸シュートを放ち、鮮烈な代表初ゴールを決めた。

 クラブでは今季リーグ戦4アシストをマークしている。1試合当たりのキーパスは2.3本となっており、正確なキックとオフェンスセンスの高さを活かしてチャンスシーンを多く作り出している。エールディヴェジの月間ベストイレブンにも8月、9月、10月と3カ月連続で選出された。

 そんな大活躍中の同選手の市場価値は、現在1500万ユーロ(約21億円)。まだ23歳であること、そしてオランダにいることを考えると、今後欧州5大リーグのクラブへステップアップを果たせばさらに市場価値は上昇するだろう。すでに代表、クラブでレギュラーとなった同選手の今後の活躍から目が離せない。

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【了】

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