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Jリーグ 4か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11〜20位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:本田風智(サガン鳥栖)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年5月10日(22歳)
市場価値の上昇額:30万ユーロ(約4200万円/75%UP)
市場価値の変動:40万ユーロ(約5600万円)→70万ユーロ(約9800万円)
2023リーグ戦成績:12試合3得点0アシスト

 本田風智は、サガン鳥栖の下部組織で育ち、2019年に2種登録でルヴァンカップに出場してトップデビューを果たし、翌2020年に正式にトップチームに加入した。

 身長170cmと小柄な本田は、プロ1年目からリーグ戦26試合に出場した。鋭いドリブル突破で自ら打開できるだけでなく、広い視野で効果的なパスも出せる。さらに両足とも精度が高いため、相手の守備陣からすると何をしてくるか予測が難しい選手だ。

 プロ2年目の2022シーズンにリーグ戦24試合に出場して5得点2アシストを記録した本田は、2023シーズンも上々のスタートを切り、第13節までに12試合に出て3得点を挙げている。しかし、5月14日のアビスパ福岡戦で左膝外側半月板断裂の重傷を負い、シーズン中の復帰は叶わなかった。

 それでも本田は、鳥栖期待の若手であることは間違いなく、昨年末にクラブとの契約を更新した。復帰してかつてのフォームを取り戻せば、市場価値をさらに高めていける力を持っているはずだ。

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