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Jリーグ 4か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11〜20位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:川村拓夢(サンフレッチェ広島)

サンフレッチェ広島の川村拓夢
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年8月28日(24歳)
市場価値の上昇額:30万ユーロ(約4200万円/60%UP)
市場価値の変動:50万ユーロ(約7000万円)→80万ユーロ(約1億1200万円)
2023リーグ戦成績:32試合3得点3アシスト

 川村拓夢は、サンフレッチェ広島の下部組織で育ち、2018年にトップチームに昇格した。しかし、1年目はリーグ戦出場なしに終わり、2019シーズンから3年間、愛媛FCに期限付き移籍で加わり、経験を積んだ。

 2022シーズンに広島に復帰し、後半戦に定位置をつかむと、2023シーズンは不動のレギュラーに定着した。身長183cmの大柄な体格でフィジカルコンタクトに強い川村は、危険を察知する能力が高く、相手の攻撃の芽を摘むことにも長けている。運動量も豊富で、強度の高い広島のサッカーにおいて、欠かせない存在だ。

 攻撃参加も申し分なく、特に精度の高い左足のミドルシュートは相手の脅威になる。2022年9月の清水エスパルス戦で自陣から決めたゴールは、2022シーズンのJリーグ最優秀ゴール賞に選出されるほど美しいものだった。

 川村は今年の元日に行われたタイ代表戦で日本代表デビューを果たし、いきなりゴールを記録した。24歳と若く、これからさらに市場価値の上昇が期待できる選手と言えるだろう。

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