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Jリーグ 2か月前

育成上手!? Jリーグ、クラブ別アカデミー出身選手の総市場価値ランキング11〜20位

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:東京ヴェルディ


【写真:Getty Images】


監督:城福浩
2023リーグ戦成績:3位(21勝12分9敗)
※J2
アカデミー出身選手の総市場価値: 213万ユーロ(約2.98億円)
最高額選手:森田晃樹(60万ユーロ/約8400万円)

 昨季見事に16年ぶりのJ1復帰を掴み取った東京ヴェルディは、Jリーグ発足当時からリーグに在籍する「オリジナル10」の1つ。長い歴史を持った同クラブのアカデミーは、元日本代表MF中島翔哉(浦和レッズ)をはじめとするタレントを世に送り出し続ける“育成の名門”として有名だ。アカデミーから輩出したプロ選手の数や出場実績等をもとに決定される『Jリーグ最優秀育成クラブ賞』をこれまでに最多タイの3度受賞している。

 現在トップチームに所属するアカデミー出身選手の総市場価値は213万ユーロ(約2.98億円)。今回のランキングでは12位となったが、昇格組のクラブの中では最も高い順位となった。J1全20クラブの中で3番目に多い、10人のアカデミー出身選手が在籍している。ここからも東京Vがいかに育成に力を入れ、アカデミー生え抜きの選手たちを大切にしているかが分かるだろう。

 その中で最も高い市場価値を持つのがMF森田晃樹(60万ユーロ/約8400万円)だ。キャプテンマークを巻く23歳は、高い運動量が持ち味。昨季は正確なパスやクロスで攻撃のリズムを作り、リーグ戦40試合に出場した。愛するクラブをJ1へ押し上げた同選手は今冬に契約を更新し、今季も東京Vの象徴として戦うことを決断している。

 J1昇格の原動力となったアカデミー出身選手たちは、J1の舞台を緑に染めることは出来るだろうか。

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