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Jリーグ 2か月前

育成上手!? Jリーグ、クラブ別アカデミー出身選手の総市場価値ランキング11〜20位

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ガンバ大阪


【写真:Getty Images】


監督:ダニエル・ポヤトス
2023リーグ戦成績:16位(9勝7分18敗)

アカデミー出身選手の総市場価値: 200万ユーロ(約2.8億円)
最高額選手:宇佐美貴史(60万ユーロ/約8400万円)

 13位にはガンバ大阪がランクインした。セレッソ大阪と並んで関西屈指の“育成名門”である同クラブのアカデミーからは、Jリーグで長く活躍する実力者や海外でプレーする代表クラスの選手たちが多く羽ばたいている。

 その中でも「最高傑作」と言われているのが、現在G大阪でプレーするMF宇佐美貴史だ。同選手は2005年にジュニアユースに加入すると、中学3年生でユースへ、高校2年生の時にはトップチームに飛び級昇格。2011年には弱冠19歳ながら海外挑戦をしている。この時を含めて2度の海外挑戦では大きな爪痕を残すことは出来なかったが、古巣G大阪に復帰すればその高いクオリティを発揮。2013シーズンにはクラブをJ2優勝へ導き、J1に昇格した翌2014シーズンは圧倒的なパフォーマンスを披露してG大阪の国内3冠の立役者となった。文字通りガンバ大阪の“象徴”となったこの男の市場価値は60万ユーロ(約8400万円)となっており、これは現在トップチームに在籍するアカデミー出身選手の中でトップの金額だ。

 宇佐美に次いで2番目に高い市場価値を持つのはFW食野亮太郎の45万ユーロ(約6300万ユーロ)で、3番目にはベテランMF倉田秋(15万ユーロ/約2100万円)が名を連ねている。アカデミー出身選手の総市場価値は今回のランキング13位となる200万ユーロ(約2.8億円)を記録した。

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