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Jリーグ 2か月前

育成上手!? Jリーグ、クラブ別アカデミー出身選手の総市場価値ランキング11〜20位

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:ジュビロ磐田


【写真:Getty Images】


監督:横内昭展
2023リーグ戦成績:2位(21勝12分9敗)
※J2
アカデミー出身選手の総市場価値: 165万ユーロ(約2.31億円)
最高額選手:上原力也(70万ユーロ/約9800万円)

 サッカー王国・静岡県磐田市を拠点とするジュビロ磐田は、選手育成にも定評があるクラブだ。そのアカデミー卒業生には現在日本代表で活躍するDF伊藤洋輝(シュトゥットガルト)など、多くの才能豊かな選手たちがいる。

 今冬にアンデルレヒト(ベルギー)へ期限付き移籍することを決断したFW後藤啓介もその一人。身長191cmと日本人離れした体格を持つ大型ストライカーは、磐田のアカデミーで頭角を現し、昨季高校3年生ながらトップチーム入りを果たした。リーグ開幕戦(ファジアーノ岡山戦)で早速出番が訪れると、途中出場ながら2ゴール。高原直泰氏がもっていたクラブレコード(最年少ゴール記録)を更新し、鮮烈なJリーグデビューを飾っている。ベルギーではコンスタントに出場機会を得ており、今後の活躍が楽しみな逸材だ。

 現在トップチームには6人のアカデミー出身選手が在籍している。最も高い市場価値を持つのは、27歳のMF上原力也(70万ユーロ/約9800万円)。次点がDF鈴木海音の40万ユーロ(約5600万円)となっている。

 昨季、FIFAから厳しい補強禁止処分を受けた磐田だったが、横内昭展監督の下でチーム一丸となってJ1昇格の切符を掴み取った。先日行われた第2節の川崎フロンターレ戦では5-4の乱打戦を制して初勝利。このまま着実に勝ち点3を積み重ねてJ1残留を果たしたい。

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