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Jリーグ 2か月前

育成上手!? Jリーグ、クラブ別アカデミー出身選手の総市場価値ランキング11〜20位

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:セレッソ大阪


【写真:Getty Images】


監督:小菊昭雄
2023リーグ戦成績:9位(15勝4分15敗)

アカデミー出身選手の総市場価値: 215万ユーロ(約3.01億円)
最高額選手:西尾隆矢(60万ユーロ/約8400万円)

 セレッソ大阪のアカデミー出身者といえば、元サッカー日本代表FW柿谷曜一朗の名前が挙がるだろう。また、日本代表MF南野拓実(ASモナコ)やMF伊藤涼太郎(シント=トロイデン)、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)なども同クラブのアカデミー出身。これまで有望な選手を数多く輩出し、育成に力を入れているクラブだ。

 現在トップチームに在籍するアカデミー出身選手は合わせて6人。これは浦和レッズ、ジュビロ磐田と並んで全体で4番目に少ない人数だ。しかし、6選手の総市場価値はランキングトップ10に肉薄する215万ユーロ(約3.01億円)となっており、1人1人が高い市場価値を持った少数精鋭の陣容となっている。

 市場価値トップに立ったのはDF西尾隆矢(60万ユーロ/約8400万円)だ。 2022年からキャプテンを務めている同選手は、2021シーズン(31試合)、2022シーズン(24試合)、そして昨季(9試合)と、直近3シーズンでリーグ戦の出場機会が徐々に減少。昨季は開幕から2試合連続で先発に名を連ねたものの、以降はポジション争いで後塵を拝す状況が続いた。しかしながら、定位置奪取を目指す今季は先日行われた第2節鹿島アントラーズ戦で初先発し、地上戦・空中戦の両方で安定したパフォーマンスを披露している。クラブで試合数を重ねて経験値を増やし、今年開催されるパリオリンピックでもその姿を見れることに期待したい。

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【了】

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