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Jリーグ 2か月前

「昨年まではできなかった」京都サンガの目指すサッカー。川崎フロンターレに勝利で表出した狙い【英国人の視点】

シリーズ:英国人の視点 text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

「それが勝因になったと思う」



「最初の2試合で課題がいろいろ出たので、監督はそれを修正してくれて、チームとしてどういうサッカーがやりたいかもう1度確認できた。それが勝因になったと思います」

 もちろん、ディフェンダーの1人として、アピアタウィアもクリーンシートを達成したことを喜んでいる。川崎が過去4シーズンでJ1のホームゲームでゴールネットを揺らせなかったのは5回だけ。彼はこのことが今週末に行われる横浜F・マリノスとの試合に向けての後押しになると感じている。

「フロンターレは本当に強い相手なので、守り切れたのは自信になりました」と元ベガルタ仙台DFは語った。 「マリノスは昨年2位で、非常に強いチームですが、無失点で勝てるようにがんばりたい」

 川﨑はフロンターレ戦の勝利に一喜一憂せず、日曜日にサンガスタジアム by KYOCERAにマリノスを迎える一戦に向けて、この勝利を糧にしたいと考えていた。

「まずは地に足をつけて、目の前の相手とのデュエル、バトルに勝ち切るとか、セカンドボールを拾う。そういうところの熱量がこの2試合は少し落ちていたが、それをここで直せたのは大きいと思いますし、次のマリノス戦もそれは続けないといけない」

(取材・文:ショーン・キャロル)

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