16位:ヴィッセル神戸 対 浦和レッズ(第1節)
試合会場:ノエビアスタジアム神戸
観客数:22,266人
開催日:2月15日(土)
第1節から、ヴィッセル神戸対浦和レッズの試合が16位にランクインした。ノエビアスタジアム神戸には、両チームのファン・サポーター合わせて22,266人が入場している。
昨季の第32節で行われた同じカードでは22,109人が集まっていた。この試合は神戸にとってリーグ3連覇に向けた重要な初戦であり、しかも相手は熱狂的なサポーターをもつことで知られる浦和。昨季の集客力を考えると大幅増となっても不思議ではないが、実際には160人ほどの増加にとどまった。全体では16番目、第1節の試合の中では5番目の集客数となっている。
とはいえ、激戦が約束された注目の試合には変わりない。神戸は大迫勇也、武藤嘉紀、酒井高徳らお馴染みの主力をそろえ、浦和はマテウス・サヴィオや金子拓郎ら豪華な新戦力が先発メンバーに名を連ねた。
試合前半はアウェイチームが縦に速い攻撃から主導権を掌握。推進力のあるサヴィオを中心に相手ゴールへ猛攻を仕掛けるが、ここで神戸のGK前川黛也が立ちはだかる。前川はこの試合で3セーブを披露し、出場選手の中で2番目に高い評価点7.7を獲得している(データサイト『SofaScore』より)。守護神の活躍で再三のピンチを脱した神戸は徐々に攻勢を強め、セットプレーやロングスローからチャンスを増やしていく。
対する浦和の守護神・西川周作も負けていない。89分に大迫が裏に抜け出して絶好の得点機を迎えるが、西川がビッグセーブ。両チームとも集中したディフェンスと守護神の好パフォーマンスが光り、最終的に0-0で試合終了を迎えている。ゴールは生まれなかったが、観客の期待に応える白熱した試合となった。
