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サンフレッチェ広島の苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1〜5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 Jリーグが誕生してから30年以上が過ぎ、各クラブは後世に語り継がれるような戦いの歴史を紡いできた。戦績が積み重なると、自然と「得意なクラブ」「苦手なクラブ」という傾向が表れてくる。そこで今回は、サンフレッチェ広島にフォーカス。各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出したJ1相性ランキングを紹介する。※通算対戦成績は『J.LEAGUE Data Site』を参照。現行ルールに合わせて、勝ち(Vゴール含む)=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、負け=勝ち点0で計算。並んだ場合は1:勝利数、2:得失点差、3:総得点で順位を決定。データは1993~2024シーズンまでのJ1リーグに限る。

5位:名古屋グランパス


【写真:Getty Images】

 平均勝ち点:1.3
J1通算対戦成績:64試合24勝12分28敗
得失点:90得点77失点(得失点差13)

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 サンフレッチェ広島のワースト相性ランキング5位は名古屋グランパスだ。広島は同クラブに対してリーグ戦で4つの負け越しを喫している。

 Jリーグ開幕当初から対戦を続けてきた両クラブ。1stステージと2ndステージ合わせて同じ相手と4回対戦する形式となっていた1993シーズンは、3勝1敗で広島の勝ち越し。広島にとって名古屋は相性が良いと思われた。

 しかし、21世紀に入ると広島は名古屋相手に勝てなくなっていた。2000シーズンの11月に勝利して以降、リーグ戦で次に勝利できたのは2006シーズンのこと。その間、8試合も名古屋相手に勝利を飾ることができなかった。

 だが、2010年代にはその立場が逆転する。世代交代がうまく進まなかった名古屋を尻目に、広島には黄金時代が到来。広島がクラブ史上初のJ1優勝を成し遂げた2012シーズンからの5年間でリーグ戦で名古屋相手に負けたのは1回のみと、苦手だった相手に強さを知らしめる結果となった。

 それでも、ここまでの対戦成績で勝利数が上回ることはなく、現時点では広島は名古屋を苦手としている結果となった。なお、今回の対戦成績には反映していないが、カップ戦でも広島は名古屋を苦手としている印象がある。 

 これまでに2度対戦した天皇杯決勝では、どちらも名古屋が勝利。昨年のYBCルヴァンカップ準々決勝では、セカンドレグで追いつかれPK戦の末に敗退した。数字以上に印象的な敗北が多い相手となっている。

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