1位：川崎フロンターレ

【写真：Getty Images】

平均勝ち点：1.1
J1通算対戦成績：40試合11勝9分20敗
得失点：44得点73失点（得失点差-29）

　サンフレッチェ広島にとって最も相性の悪い対戦相手は川崎フロンターレだ。これまでJ1で40試合を戦ったが、11勝しか挙げることが出来ていない。

　この両チームの対戦で目を引くのは、広島の得点の少なさだ。広島は川崎から44ゴールを奪っているが、1試合あたりの得点「1.1」は、これまでJ1で戦ったすべての相手の中で最も少ない数字だ（ワースト2位は浦和レッズの1.21）。また、1試合あたりの失点も最も多い「1.82」で、内容面でも圧倒されていることがわかる。

　広島が川崎と初めてJ1の舞台で相まみえたのは、2000年のことだ。この時はウノゼロ勝利を飾った広島だったが、その後の成績は散々で、20試合でたったの1勝しかすることができていない。2009年のJ1第30節では、0-7という歴史的な大敗を喫している。

　近年も、川崎にはあまり勝てていない広島。シーズンダブルは過去2回（2012シーズンと2015シーズン）あるが、果たして今季は。

【了】