MF:大迫塁(おおさこ・るい)
生年月日:2004年10月13日(20歳)
所属クラブ:セレッソ大阪→SC相模原
今季リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト
天才プレーメーカーの新たな挑戦は、ここから順調に進むだろうか。
MF大迫塁は、神村学園高校出身。1年時から全国高校サッカー選手権大会に出場するなど、同級生の福田師王らとともに高校サッカー界でインパクトを残し、2022年にセレッソ大阪加入内定が発表された。
プロ1年目となる2023シーズンはリーグ戦で出番が訪れず、公式戦2試合の出場に留まった。2年目の昨季はJ2のいわきFCに期限付き移籍。当初はなかなかベンチ入りできなかったが、第7節のブラウブリッツ秋田戦で途中出場すると、続く第8節の藤枝MYFC戦で初アシスト、第9節の横浜FC戦で初ゴールを達成。最終的にリーグ戦14試合を含む、公式戦18試合に出場した。
さらなる躍進が期待される今季は、新たな武者修行先としてJ3のSC相模原を選択。第4節のヴァンラーレ八戸戦でベンチ入りすると、第8節のFC琉球戦で新天地デビューを果たした。
だが、第9節のザスパ群馬戦から雲行きが怪しくなる。この試合でベンチ外となると、続く第10節のギラヴァンツ北九州戦、第11節のAC長野パルセイロ戦もベンチ外に。クラブから負傷情報等のリリースはなく、同選手の状況は謎に包まれていた。
ピッチから姿を消していた大迫だったが、先日行われた第13節のガイナーレ鳥取戦で今季初めて先発出場。3試合ぶりにファン・サポーターの前でプレーを披露した。
とはいえ、ここまでの出場機会は決して多いとは言えないだろう。鳥取戦をきっかけに出場時間を徐々に伸ばし、持ち味である精度の高い左足のキックで相模原の攻撃を牽引していきたいところだ。
