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Jリーグ 4か月前

最も払っているのは? J1クラブ高額人件費ランキング6~10位。充実した戦力を持つチームは?

シリーズ:高額人件費ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ガンバ大阪

ガンバ大阪
【写真:Getty Images】

2024年度トップチーム人件費:25億4800万円
2024シーズン順位:4位

 ガンバ大阪は2024年度決算でトップチーム人件費25億4800万円を計上し、Jリーグ全体で6位となった。

 ガンバのチーム人件費は2017年度以降、一貫して20億円台を維持し、2020年度以降は27億円以上を計上してきた。2024年度はわずかに減少したものの、移籍関連費用は別計上となったため、実質的な投資額は増加している。

 増加の背景には、2024年度の売上高がクラブ史上最高となる72億2300万円に達し、チーム強化に回せる予算が拡大したことがある。

 2024シーズンのJ1は4位に入ったガンバだが、近年は安定感に欠ける成績が続いてきた。2020シーズンは2位に入ったが、2021〜2023シーズンは同等の人件費規模ながら3年連続で2桁順位に沈んだ。

 2025シーズンは、ダワンや坂本一彩を放出した一方で、満田誠らを獲得し、人件費の水準は維持している様子だ。

 しかし、新戦力であるデニス・ヒュメットは、ここまでリーグ戦で3ゴールと振るっていない。スウェーデンメディアによれば、ガンバが支払った移籍金は3億円を超えるとも言われるだけに、投じた金額に見合う成果が得られていない印象を受ける。

 第25節終了時点でチームは11位に位置する。投資規模に対して結果が伴っておらず、シーズン終盤に向けての巻き返しが求められている。

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【了】

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