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日本対ニュージーランド。またも不安定な守備、不完全燃焼な試合【どこよりも早い採点】

3月5日、日本対ニュージーランドの一戦が行われ、4対2で日本が勝利した。ザックジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 植田路生

最高点は岡崎の7.5

川島永嗣 6 失点シーンはノーチャンス。それ以外は守備機会が少なかった。
長友佑都 6 運動量は豊富だったが、やや空回りか。
森重真人 5.5 得点は見事だったが、2失点目はミス。それまで安定していただけに残念。
吉田麻也 5.5 ミスはなかったが、何度か当たり負けがあった。
酒井宏樹 5.5 内田と比べての優位点を出せず。やや安定に欠けた。
青山敏弘 6 ミスなく安定。だが、彼が仕事をする場面は少なくアピールへは不運であった。
本田圭佑 6 後半の停滞期に流れを変えられなかった。ゆったりとした動きは膝の状態を心配してしまう。
香川真司 6.5 キレのある動きで攻撃を牽引。後半はやや息切れか。
山口蛍 6.5 カバーリング光り、ピンチを未然に防ぐ。
岡崎慎司 7.5 2得点。動き出し良く、何度もチャンスつくる。
大迫勇也 5 あまりボールに絡めず。FWとして残念な結果。

酒井高徳 5.5 積極的に上がってもっと前線で絡んでも良かった。
遠藤保仁 5 あまり良い状態ではなかった。攻撃を活性化させられなかった。
細貝萌 5.5 目立った動きではなかったが、彼が活きる試合展開ではなかった。
清武弘嗣 5 動きに精彩を欠く。岡崎と比べるとインパクト少ない。奇妙な髪型。
齋藤学 5.5 キレのあるドリブルを見せたが、ゴールは生まれず。
豊田陽平 ― 出場時間短く、採点不可。

ザッケローニ 5.5 勝利し最低限の仕事。だが、格下相手に2失点、攻撃も後半停滞。この試合で指揮官が掲げていた「復習」は出来ただろうか。後半、流れが悪くなったときに采配などで改善させることは出来なかった。

【了】

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